住宅ローン減税
住宅を新しく購入したり新築したり、それに伴った土地を買ったりリフォームしたりしたときに返済期間が10年以上の住宅ローンを組むと所得税が安くなる制度があります。
これを住宅ローン減税制度といいます。
住宅借入金等特別控除といわれることもあります。
対象となるのは上記のような住宅ローンを新しく組んだ人で、その住宅にも条件あります。
居住用の家屋の床面積が50u以上の要件の購入や建て替え等に適応されます。
現在は平成20年までで控除を申請する年の合計所得金額が3000万円以下の場合に控除されます。
条件は色々ありますが、所得税が安くなる可能性があるので申請する価値はあると思います。
しかし勘違いしている人も多いのですが、所得税の控除がされるだけなのです。
実際に国や銀行が住宅ローンの補填や金利を払ってくれるわけではないのです。
ご自身が払った所得税のいくらかが帰ってくるだけなのです。
しかも条件は多少厳しいようです。
最大控除が受けられる条件もかなり厳しく、ほとんどの場合は多少の控除、または適応外となる場合もあります。
還付されるのは多少になるかもしれませんが、それでも還付されるのはうれしいものです。
年々住宅ローン減税制度は縮小されてきています。
政府自体の負担になるので実際は廃止したいのではないでしょうか。
廃止の場合はたくさんの反論が有ることが予想されますので、現在も縮小の方向で進めているようです。