多重債務
近年多重債務者は150万人にも上るといわれています。
多重債務とは、何件もの消費者金融から多重に借金し、支払きれない程になってしまうことです。
きっかけは、病気や事故などの突発的な出費や、生活費の借金、クレジットカードなどの使いすぎにありますが、多重債務者が増えすぎて多重債務問題は今や大きな社会問題とさえなっています。
多重債務となって破産手続きをする人はかなりの数に上りますが、最近多重債務に対する悪質な「整理屋」「紹介屋」「提携弁護士」による被害が増えています。
弱味に付け込まれた多重債務者は泥沼にはまっていく一方です。
大切なのは、まず自分の多重債務状況を知ることです。
冷静に負担額と返済能力を把握しなければなりません。
そして上手い話にのるのではなく、弁護士や司法書士といった、専門家に相談するべきです。
多重債務を解決する為には専門的な知識や経験が必要なのです。
多重債務にならないためには、借金返済のための借金はしないことが一番です。
ヤミ金融の甘い宣伝文句に飛びつく前に、法律をよくわかっている弁護士に相談することです。
しかし、その前にまず無計画に買い物をしたり、安易に連帯保証人になってしまったりしない意識こそが大切です。